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ぎっくり腰には固有の症状がある。

ぎっくり腰含め、腰痛 には様々な因果関係による「固有の症状」があります。 腰痛という共通点があっても、その因果関係によっては出てくる症状が 異なるのです。自分の腰痛がどういった症状でそれはどんな「腰痛の症例」なのか。 まずは確認をする事から始めて自分の腰の状況を見極めましょう。ただし、 素人目による腰痛の判断は非常に危険です。「きっとこれに違いない!」と 強く確信をするようなことがあったとしても、必ず痛みが落ち着いたら近くの 医師に足を運んで診察を受けるようにして下さい。結局のところはそれが 一番の回復への近道です。

@椎間捻挫の腰痛

暮らしの中の何でもない1コマから突然やってくる「魔女の一撃」と呼ばれる激痛。 内臓疾患ではなく、腰椎部分の筋肉の炎症・疲労が原因とされています。 軽度の椎間捻挫なら普段の生活に多少の支障をきたす程度で済みますが、重度となると 腰を曲げる事はおろか、寝返りすらできない程の激痛に見舞われます。 中度・重度の境界線は「腰が抜けた感覚」があるかないか。腰から下が「ストーン」 という錯覚に襲われたら正に「腰が抜けた」ということです。そうなると自重を腰で 支える事すら不可能となり、当然座る事もできず、横になるのも辛いくらいの激痛も 珍しくありません。ただし、痛みのピークは主に初日なのでそれを乗り切れば徐々に 痛みは引いていきます。

「重い荷物を腰だけで持ち上げようとする」「咳・くしゃみ」「ラジオ体操」 「マラソンのUターン」「ベンチからの立ち上がり」「背伸び」等、何気ない 瞬間に発症する。慢性化の危険もあり。

A椎間関節性腰痛症

脊椎中に5個ある腰椎を支えている6個の椎間板。そこに含まれる 「軟骨」「滑液包」「靭帯」に障害が起こる事によって発症する腰痛で、 背骨中央寄りの痛みが特徴的です。腰痛発症時には激痛になる事も多く、 前屈などの腰を曲げる動作が困難になります。またそれとは全く逆で 発症時は「あれ?」といった軽い自覚症状だったのが、徐々に痛みが 酷くなっていくケースも見られます。また、疲労時に鈍痛を覚え、 少し体を休めると痛みが軽減するという軽度の腰痛が循環する場合もあります。 場合によっては坐骨神経痛などを伴う場合もあり。

B脊椎すべり症(腰椎すべり症)

腰椎が滑る(ずれる)事によって神経が圧迫されてしまい、疼痛,痺れなどが発生 してしまいます。症状としては坐骨神経痛に近いものがあります。脊椎すべり症には 「分離型」「変型型」の二種類があり、「分離型」のすべり症は脊椎骨が前半分と 後ろ半分に分離してしまい、その隙間に軟骨ができることで(隙間にできた軟骨が) 神経を圧迫させてしまう事から腰痛が発症します。幼い頃の激しい運動=スポーツ が原因となる事が多く、やはり男性によく見られます。その症状は「腰痛」「臀部の痺れ」 「太ももの外側の痺れ」「膝下外側の痺れ」など広い範囲に及び、治療には脊椎固定・骨移植 などによる外科手術がある。

C腰椎椎間板ヘルニア

脊椎の「椎骨」を繋いでいる「椎間板」に強い負担が掛かりすぎ、椎間板内にある 「髄核」が髄核を囲んでいる「繊維輪」を突き破り、そのまま脊椎を走る神経根を 圧迫する症状。神経が圧迫される事によって、腰から足先にかけて強いしびれや痛みが 見られ、徐々に筋力の低下などに繋がっていく。神経の圧迫度合いにもよるが、 場合によっては「咳・くしゃみ」ですら激痛を伴う事もあり、最も酷い状態になると 排尿すら余りに痛さに困難になる場合も。多くのヘルニア患者は腰を曲げないと 姿勢を維持できない症状に陥る。稀に自然回復をする事もある。

D坐骨神経痛

臀部や脚への放散通が代表的な症状。臀部から大腿の後ろ側にかけて鋭い痛みが走る。 ちなみに「坐骨神経痛」とはあくまで症状の名称であって「病名」ではありません。 「坐骨神経の圧迫による神経痛」です。ヘルニアの痺れに近い症状が特徴的です。 坐骨神経が圧迫される場合の患部は多くが第四・第五腰椎であり、その他の患部としては 臀部の筋肉、あるいは太ももの筋肉が考えられます。

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